ジェルブラシとは、ジェルネイルをする際に使用するジェルネイル専用の筆です。
ジェルは光で固まる特殊な液状でさまざまな種類があり、小さい爪にキレイに塗るのが目的なので、ただの筆で塗るよりジェルネイル専用の筆を使った方が圧倒的に美しく仕上がります。
また、使いやすい筆やプロが使っている筆を使うと、仕上がりにぐっと差がでますよ。
ということで、こちらでは、私が使って良かったと思ったプロも使っているジェルブラシを厳選して紹介します。
ジェルネイル初心者や、仕上がりに自信がない方は道具に頼るのも1つの手です。私は初心者のころは道具にたよってばかりでした☺今でも使いやすい道具には大変お世話になっています(__)
使いやすい筆を使って時短でかわいいネイルを楽しみましょう!
ジェルブラシの洗い方やお手入れ方法、おすすめの使い分けなど詳しく解説するので最後まで宜しくお願い致します。
初心者におすすめ!ジェルブラシの選び方
初心者におすすめのジェルブラシの選び方は大きく分けると2つです。
- 毛の幅や厚みで選ぶ
- 毛の固さで選ぶ
ジェルがはみ出るという方や、キレイに塗れないという方におすすめのジェルブラシの選び方です。
詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください!
毛の幅や厚みで選ぶ
ジェルブラシの毛の幅は約5mmまで、厚みは2mm以下のタイプがおすすめです。
理由は爪のサイズと、ジェルを含む量にあります。
爪のサイズは思っているよりもとても小さく、親指以外は幅が1cmもない方が多いです。
そのため、筆の幅が広すぎると塗るのがとても難しく、ジェルがはみ出やすくなってしまいます。
ジェルブラシの厚みは薄い方がおすすめです。
ジェルブラシがぶ厚いと、ジェルを含む量が多くなり、塗っている途中で流れて皮膚についてしまうためです(;´Д`)
特にベースジェルは慎重に塗りたいので、私は毛幅5mm厚さ1.5mmのブラシを使っています。
ネットで購入する際は、サイズなど掲載されているのでぜひ気を付けチェックしてくださいね(^^)
毛の固さで選ぶ
毛の固さは柔らかめがおすすめですが、フレンチ用は固めのブラシがおすすめです。
どういうことか、私のエピソードを交えながら説明します。私がジェルネイル検定の中級を受けた時、試験内容がフレンチとグラデーションだったのですが、どちらも難しくて練習に苦労しました(+_+)
ところが、ジェルブラシを変えたら劇的に上手くなったのです(*´▽`*)!
まず、グラデーションは、柔らかくて少し長めの毛のブラシにしたらすごくやりやすかったです。感動しました!
ワンカラーはジェルにもよりますが、固いブラシだと塗った時に筆の跡が残り、永遠に修正しなくてはいけません。ほどよく柔らかめのブラシの方がスムーズに塗れます。
フレンチネイルは、固めのブラシにしたらフレンチのライン取りがしっかりできました\(^_^)/
おすすめの毛の固さをまとめると、以下の通りです。
- グラデーションネイルは柔らかくて少し長めの毛の筆
- ワンカラーやベース、トップはやや柔らかめ
- フレンチネイルは固め
以上が私のおすすめの固さで選ぶジェルブラシです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
ジェルブラシのおすすめはコレ!プロ用を種類別に紹介
私が実際に使ってみて、本当に良かったと思うブラシを紹介します。
どれもプロが使用しているブラシです。おすすめなのでぜひ参考にしてください💖
グラデーションにおすすめは「まお筆」「モアクチュール」
グラデーションがしやすいのは「まお筆」か「More Couture ◆モアジェルブラシ フラット#9」です。
グラデーションネイルには毛先がフラットなブラシをおすすめします。フラットブラシと言ったり平筆と言ったり、スクエアブラシというブラシです。
モアクチュールのモアジェルブラシフラット#9は、ジェル検定のグラデーションが劇的に上手くなったブラシです。ジェルブラシ本体にはF9と書いてあります。
モアクチュールのブラシの毛丈は9mm/毛幅4.5mm/厚み2mmです。
まお筆もグラデーションがしやすい、長めの毛丈の柔らかいブラシです。私はワンカラーにマオジェルを使うことが多いので、マオジェル専用のワンカラーブラシとして使っています。
購入は、マオネイルのホームページでできます。
まお筆の毛丈は10mm/毛幅は公式サイトには載っていませんが、実物を図ってみたら6mmありました。
ベースジェルにおすすめはラウンド(オーバル)ブラシ「ミトス」
ミトスのオーバルブラシはジェルブラシの選び方で紹介した毛の幅が5mmで厚みが1.5mmのブラシです。固さは柔らかすぎず固すぎずちょうど良いです。
ベースジェルを塗る時は皮膚につかないように慎重に塗らないといけません。その際に筆が厚すぎるとキューティクル(甘皮)ジェルがについたり、サイドにはみでたりしてしまいます。
ミトスのオーバルブラシはキューティクル沿って慎重に塗れるのでおすすめです。ただし、ジェルはとりすぎないようにして塗っています。
ブラシに薄くジェルを取って、はみ出ないようにライン取りしたら硬化せずに、また最初より多めにジェルを取ってはみ出さないようにふんわり塗る感じです。
ミトスのオーバルブラシは本当にお気に入りで、古くなったらラメ用にして新しいのをベースジェル用にするほどです!
しかもけっこうお安くて、Amazonでは¥1,000前後で購入できます。
気軽に使えるのでぜひベースジェルやトップジェルを塗る際に使ってみて下さい。
フレンチネイルにおすすめジェルブラシ アンギュラー筆は「PREST」
フレンチネイルはプレストのアンギュラーブラシがおすすめです!
プレストのアンギュラーブラシは、ジェルネイル検定の中級の練習の際にフレンチネイルがどうしても上手くいかず、何か良い方法はないかと探していた時に誰かのブログで発見しました( ´艸`)
そのブログによるとすごく使いやすいとのことだったので、購入してフレンチの練習をやってみたらめちゃくちゃやりやすかったです!
プレストのアンギュラーブラシのおかげで悩みが解決しました!
使ってみてまず固いな、と思いました。それまで使っていたアンギュラーブラシは柔らかくて、フレンチのラインがくっきりならず、ふにゃふにゃになっていたのです。
プレストのアンギュラーブラシは固いので、フレンチラインがしっかりととれました!
当時の私にとっては救世主のようなブラシでした!
ということで、もしフレンチのスマイルラインがくっきりとれない、という方はぜひプレストのアンギュラーブラシでチャレンジしてみてください。
ジェルブラシ アート筆のおすすめはコレ!
自分に合うブラシを見つけるのって大変ですよね。アート用のブラシとか本当に多すぎてどれを選べば良いのかわからないと思います。
そんなに沢山あってもセルフでは使わないので、ここでは持っていれば役に立つアート用のブラシを紹介します。
極細ラインは「プレスト ジェルブラシライナーS」
極細ラインを引くときはプレストのジェルブラシライナーSがやりやすいです。
極細ラインは難しいですよね?筆圧にもよるんですが、筆選びはわりと重要だと思います。
あと慣れないと奇麗なラインが引けないので練習も必要です。
私が使ってみて描きやすかったのはプレストのライナーSでした。ライナーSはわりと固めのブラシなのでラインがふにゃふにゃになりずらくておすすめです。
ジェルを取る量も大事です。
ライナーブラシでジェルを取ったら、一度パレットのようなものでジェルの量を整えることをおすすめします。
筆についたジェルの量が多すぎるとラインが太くなってしまうためです。
パレットは小さいプラスチック製のものや陶器などを使うと良いです。使用後はエタノールを含んだキッチンペーパーで拭き取ればきれいになりますよ。
お花は「flicka nail arts”art3″ ジェルフラワー 」かミニオーバル筆
小さい花びらや葉っぱも描きやすいです。
他にもミニオーバルタイプの筆もお花のアートは描きやすく、チェック柄などラインにも向いています。
私はスクールで習ったけど有名な先生の動画とかも見ながら練習しました。
検定にお花のアートは必須なのです!
ジェルブラシのおすすめの使い方
ジェルブラシってけっこう長持ちするけど、使う度にキッチンペーパーで拭き取ったり何回も使用したりしていると消耗してきます。
それに何も気にせず間違った使い方をすると、ブラシだけでなくジェルやその他の材料を無駄にしてしまうことも(*´Д`)せっかく揃えた材料が使えなくなるとショックですよね💦
そこでここではジェルブラシのおすすめの使い方を紹介します。
ぜひ参考にしてジェルブラシやその他の道具を大切に使ってください。
ベースジェル用とカラージェル用に使い分ける
ベースジェルに他のカラーが混ざると色が変化してしまうため、ブラシはベースジェル専用の物を用意しましょう。
クリアなベースジェルが色づいてしまったらもったいないです。
また、色が付いたジェルを落とそうと何回もキッチンペーパーや溶剤で拭き取るとブラシが消耗してしいます。
拭き取る作業に手間と時間もかかってスムーズにセルフネイルができません。
そのため、ベースジェルとトップジェルは同じブラシでも大丈夫ですが、カラージェル用に別に用意しておくことをおすすめします。
カラーで使い分ける
カラーで使い分けるというは、濃ゆいカラーと薄いカラーで使い分けた方が良いということです。
ベースジェル用のブラシを使い分ける所で説明した内容と同じなのですが、濃ゆいカラーはブラシから落とすのが大変です。
シアータイプやクリアタイプの濃ゆいカラーだとわりとすぐキッチンペーパーで拭き取れるのですが、アート用などの固めのジェルはなかなか落ちません。
溶剤を使ってカラーを落とす必要があるためどうしても筆の消耗が早くなってしまいます。
そのためあらかじめ濃ゆいカラー用のブラシを準備しておくことをおすすめします。
もしくは、古くなったジェルブラシを濃ゆいカラー用にすると良いでしょう。
ラメ用を用意する
ラメがついたブラシでベースジェルやカラージェルを取るとジェルにラメが入ります。
そうなるとジェルが台無しになってしまうため、ラメ用は別に用意しておいてください。
私は古くなったミトスのオーバルブラシをラメ用におろしました。ラメ用だとわかるようにラメ用のブラシにはスワロをつけて可愛くしています。
安いブラシで大丈夫なのでラメ用のブラシは用意しておくと便利です。
ファイバー(毛)用を用意する
ファイバーが入ったジェルを使用する際も別に専用のブラシを用意しましょう。
ラメで紹介した内容と同じで、他のジェルにファイバーが入り込んでしまうためです。
なかなかファイバーが入ったジェルを使う機会は無いと思いますが、もし使用する場合は必ず別にブラシを用意しておいてください。
ジェルネイルの筆の洗い方 ブラシのお手入れ方法
汚れてしまったブラシはどうしたらいいのかわからない方もいると思うので、ここではジェルネイルの筆の洗い方とお手入れ方法を紹介します。
紹介する内容は2つです。
- キッチンペーパーで拭き取る
- ジェルブラシクリーナーを使う
1つずつ紹介するので大事なブラシを奇麗に保つための参考にしてください。
キッチンペーパーで拭き取る
ほどんどの人が知っていると思いますが、ブラシのジェル汚れはキッチンペーパーで拭き取るのが一番です。
ちょうどよい厚みなので折りたたんでブラシを拭き取れば手にジェルがつかないし、ブラシも奇麗になります。
安いキッチンペーパーでも奇麗にふきとれておすすめです!
ジェルブラシクリーナーを使う
ひどい汚れにはジェルブラシクリーナーがおすすめです。メーカーはなんでも良いのですが、私は「落武者」というクリーナーを使っています。
ジェルブラシクリーナーはネイルをしている最中にも使えます。施術の最中にブラシについたカラーが気になる際にササっと洗ってキッチンペーパーで拭き取ればすぐに次のカラーがブラシに取れるためおすすめです。
使用する際は容器に少しいれて蓋をして使用することをおすすめします。ジェルクリーナーが蒸発しやすいためです。
100均で売られている小さなショットグラスに入れて、蓋替わりに紙を置いて使用すれば施術中ずっと使えます。
ジェルネイルの筆の手入れをエタノールでする場合
ジェルネイルの筆をエタノールで手入れした際は、必ず一度クリアジェルをよくなじませてください。
ジェルネイルの筆をエタノールで奇麗にすることは可能ですが、そのまま放置するとブラシが傷んで使えなくなるためです。
私はそのまま放置してしまったせいでブラシがバサバサになってしまったことがあります😢
エタノールで奇麗にしたあとは、一度ベースジェルかトップジェルをブラシにとってください。そのあとパレットなどの上でよくなじませてからキッチンペーパーで優しく拭き取って保管しましょう。
ジェルブラシのおろし方
新品のジェルブラシはのりで固めてあります。
固めてあるのりは、指先でやさしくほぐすと取れます。
その後、クリアジェルをブラシに少し取ってパレットなどの上で軽くなじませてあげるだけでOKです。
ジェルネイルの筆を使い終わったら?保管方法
ジェルブラシを使った後はブラシがキャップに当たらないように気を付けて、必ずキャップをつけて保管してください。
ジェルブラシがキャップに当たってそのまま保管してしまうと、ブラシに変な形がついて元に戻りません。
変な形というのはコチラです👇
👆
何も気にせずブラシのキャップを付けるとよくこうなります。
こうならないようにブラシを整えて丁寧にキャップを付けるのですが、もし上の画像のようになってしまったら、はみ出てしまった毛をハサミでカットすれば施術の際に邪魔になりません。
また、キャップを付けずに放置するとジェルが固まりブラシが使えなくなります。
ブラシが固まった状態になるためジェルクリーナーなどを使えば復活するケースもありますが、使えなくなることも多いので気を付けてください。
まとめ
ジェルブラシについておすすめのブラシや使い方、お手入れ方法まで詳しく解説しました。
ジェルブラシはベースとカラー、ラメなどの用途に合わせて用意しておくとセルフネイルがスムーズに進みます。
アートにチャレンジしてみたい方はぜひアート用のブラシから選んでみて下さい。
あとはブラシの保管方法やお手入れ方法に気を付けて、長く使えるように丁寧に扱いましょう。
お気に入りのジェルブラシを見つけてぜひ楽しいネイルライフを送ってくださいね💖